Kannivalism「逝ってキマス。」2001
第一期カニバの最初で最後の音源。
1.トリップショートケーキ ★★★★☆ 曲圭
初期衝動あふれる2000年代パンク。初期ルナシーと黒夢を混ぜて現代版にするとこうなるんか? かなりハードでベースラインも結構メロディアスな感じ、どうやらベースの裕地さんはラルクのSTAY AWAYとかコピーしてたらしいのでベースの腕前は相当なものでしょう。ギターソロの部分ではROUAGEのギターソロみたいなハチャメチャ感もあって歌詞はなかなかヒドイですけど、インディだからこそできることをやり尽くした感を感じるのでなかなか僕的にポイント高いです。
2.♥(大好き) ★★★☆ 曲圭
90年代黒服ビートロックなのに歌詞がなかなか現代(猟奇)的。まあ歌詞書いたのは当時18歳の男の子だったボーカルが書いたからまあそうなっちゃうんだろうね。
曲はかっこいいのに突然、大好きだった君の目を左手のナイフで抉りました〜♪って…。
総評★★★★
歌詞はまあ置いといて、曲のクオリティはなかなか高いです。圭さんはまだ16歳らしく、これ書いてる僕と全然歳が変わりません。これはまじびっくり。このあとすぐに怜さんと圭さんはあのオサレ系の元祖バロックを結成してしまいますが、あのままカニバを解散させるのはなんか勿体なく感じました。